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やっぱり三日坊主

フルート、あみもの、ときどき山登り。

後悔

 2009年9月16日10時56分、私の母が亡くなりました。
3年前にわずらった胃がんの再発によるものでした。

亡くなって1週間ほどたち、ばたばたとした事務処理がひと段落して初めて失った人の大きさに愕然とします。

病気再発の診断を受けても気丈に振舞っていた母に私は甘えて自分が現実に向き合うことをしませんでした。
病気再発の恐怖や孤独になぜもっと寄り添えなかったのかと、今は母に対する後悔の思いしか出てきません。
もっと看病に付き添えばよかった。毎週実家に帰ればよかった。身内の甘えや照れくささにまかせずちゃんとメールを返信すればよかった。もっと電話で話せばよかった。私たち子供がどんなに母のことを好きだったか、ちゃんと伝えることができればよかった。

「大人になった子供と1年でも2年でも一緒に暮らしたかった」と書かれた遺品の日記が心に鋭くつきささって離れません。
母親については昔から感謝してもしきれないと思っていましたが、高校のころは妹曰く似たもの同士で喧嘩も多く、また経済的にも恵まれていなかった家庭にあって「一日も早く親元から自立したい」と思っていました。
早く大人になって、稼いで仕送りをしたい。それが若かった私の思うところであって、結局大学4年から親元を離れたのですが、母がほしかったものはそんなものではなかったのでしょう。

もうどんなに悔やんでも戻ってきません。
どうか、天国ではこの苦しかった病気から解放されていますように。辛いことの多かった人生から解放されて幸せに暮らせていますように。できることなら天国へ行って謝りたい。そればかり思う毎日です。