読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

やっぱり三日坊主

フルート、あみもの、ときどき山登り。

定期演奏会(前)

はぁ…やっと書く気になってきました。今回は長くなりそうなので前後編で。

今回の演奏会は5月15日。プログラムは私が入団して初めての交響曲二本立てで、チャイコフスキー5番ドヴォルザーク8番。

今回の演奏会の感想は、

  • 交響曲2本立てはもう勘弁してほしい
  • ドヴォ8やれて幸せでした。できるならあのミスを取り返したい。
  • 練習ってなんだろう…

に尽きます。

まずは、交響曲2本立て。なんかいつの間にかこうなってたんですが(爆)、もうやりたくないですねぇ、簡単な曲ならいいけど。
今回はドヴォ8を絶対はずしたくなかったので、個人練習の比重もそちらに傾きがちでした。
しかし、チャイ5も難しいですよ。おいしい場面はないのですが、特に3,4楽章が本気で練習に取り組まないとできない部分が結構あり、今回初めて意図的に練習するのを放棄しました…
でも、個人的にはやっぱり後味悪いです。今回4人乗っていて私はアシだったのでそんなこともできましたが、トップ・セカンドだったらこうは行きませんしね。次回からは選曲ほんとに慎重にいきたいです(ってもう決まっちゃいましたが。また無謀そうなやつ)

そしてドヴォ8。1stやらせていただきました。
はじめは高校の吹奏楽でやった第4楽章のイメージしかなかったのですが、これはかなりフルートが活躍する珍しい(?)交響曲なのです。
フルート吹きなら、まずは第4楽章の大ソロが頭に思い浮かびますが、それ以外の楽章にもそれぞれ見せ場と難しい箇所があります。

第一楽章、低弦の重く物悲しいメロディからフルートがウグイス(?)のようにさえずるメロディが現れます、そこから徐々に活発さを増していくこの部分、ここに実は泣かされました。それはまた後の話で。難しい跳躍も出てきます。A-highA-E-A-highA-AのhighAからEに落ちるところ、少しでも気を抜くと裏返るし、しかもp指定。それにここをトチると後続のClにご迷惑をおかけするので実は地味に練習しました。
かわいらしいオブリガードも大好きです。

第二楽章、冒頭のソロはClとの対比を要求されましたが、指揮者の先生のイメージのおかげでキャイキャイおしゃべりな小鳥を表現できたのではないかと思います。
そして、中間部のFlとObの牧歌的なソロ。第二楽章は8番の中でも比較的知名度が低いと思いますが、アンケートで第二楽章の木管ソロがよかったというお褒めの言葉をいただき、こんな美しい旋律をドヴォルザークがフルートに与えてくれたことに感謝しました。また、一般にはあまりなじみのないこの楽章を、美しいと感じてくださった方にも感謝です。

第三楽章、これが8番では一番知名度が高いそうですね。スラブの物悲しい切ない弦のメロディの裏で、地味な3連付。これは、ほかの木管とあわせるのが難しかったです。もうちょっと分奏でやりこんだ方がよかったですね。

そして第四楽章。小鳥が森の中を颯爽と飛び去っていくような、そんなイメージの大ソロがあります。ここはまずブレスをとるところが非常に少ないのと、32小節という長丁場でかなり緊張を強いられます。プロオケでもミスしている動画を見ると(ずうずうしいですが)親近感が沸いたり。ソロの後、土臭さ満開のメロディが待っていますが、私はこういうちょっとダサい感じの、好きですね。

とにかく、全楽章通して、美しい旋律とチェコボヘミアの情景を堪能できるのがこの曲のすばらしさだなと思います。これを聴いたなら、チェコに行ってみたいと思わずにいられない、そんな曲でした。
今回やったので、もう当分この曲は封印でしょう。本当に貴重な経験をさせていただきました。

(後)に続く→