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やっぱり三日坊主

フルート、あみもの、ときどき山登り。

サクライフルート リベンジ!

音楽

何年か前、フルート購入する時にサクライフルートを試奏しにわざわざ埼玉まで行き、撃沈した苦い経験があります。⇨

この夏、夫の単身赴任先(東京)に遊びに行くことになり、性懲りも無く「サクライフルート‥('-'*)」ってまた思っちゃったのですね^^;

しかし、今回は子供二人付き。子供の行きたいところも色々あるし、とても1日埼玉まで行く時間はなさそう、と一旦は諦めかけました。しかし!

こんなチャンスなかなかないぞ、と諦めきれず、しつこく試奏出来るお店が東京近辺にないか探しましたらありましたよ!

横浜の島村楽器

ちょっと意外…関西での島村楽器って、電子ピアノや初級者向けの管楽器、ギター、ウクレレとかしかないイメージで、まさか島村楽器?と半信半疑で事前電話。なんと、木管と総銀製の二種類あるとのこと。ウキウキしながら出かけました。

ちなみに、その前には山野楽器で、ナガハラフルートのロッキングクラウンという、頭部管に取り付けるオプションを試してまいりました。これはまた別の話。ナガハラ ロッキングクラウンの話 - やっぱり三日坊主

島村楽器についたら、さっそく試奏させてもらいます。試奏室にもスタッフさんが入ってこられたのでちょっと吹きにくかったのですが、やはりお高い楽器ですしね。心配でしょう。(ちなみに総銀は96万くらい、木管は120万くらいします。ひゃー。)

外観で気に入ったのはキィ。ナガハラよりも若干小ぶりで指で押さえる面がぷっくりしてます。可愛い。右手小指で押さえるキィも涙型で美しい。マスターズのフルートのキィと似ています。

さあ、いよいよリベンジです。前回はブランク明けで惨敗でしたが今回は違うぞ!ドボ8のソロだってやったんだぞ!という意気込みです。

いざ唄口を当てると、思ったより小さくはなくて、いや、他のフルートと比べるとやはり小さいのですがポイントを見つけられなくはなくて、あっさり鳴ってくれました!やったあ〜!

ナガハラとは全然違う、素朴な音色ですが、音が細いかなという予想よりは普通に鳴ってくれました。さすがに低音はなかなか鳴ってくれず、ここは吹き込んでかないといけないんだろうなあという感想です。あー、まともな感想が書けて良かった。サクライフルートは決して大音量でならすタイプではないですが、音の響かせ方、オケの曲によっては充分オケでも活かせそうに思います。

ところが、度肝を抜かれたのが次に試奏した木製。

実は、今まで試奏した木製フルートは悉く良い印象がありません。というと語弊がありますが、「木」であることを音色で実感したことがないのです。ヤマハとサンキョウなんですが。充分良いフルートなんですが、銀とあんまり音色の差を感じない。やっぱ、木製って言ったら、素朴な、クラリネット的な、ポーッとした感じのやわらかいのを求めちゃうのですが、今までのは吹いた感じ、総銀製とあんまり違いを感じない。鈍感なだけかもしれませんが、それなら割れる心配がない、扱いやすい総銀製を選ぶわ…って感じでした。

…これはですねえ、「木管」を吹いてるっていうのが一発目の音で分かります。鳴りも先ほどの総銀よりずっと良い(これは個体差ありますが)。何より中音域〜低音域がいかにも「笛」という感じでもう、しびれました。

これでボワモルティエのソナタをちょろっと吹いてみましたら、総銀の時はそれほど食いつきの良くなかった店員さんが「…いいですねえ。木製、ほんとにいいですねえ」と。やっぱり聴く人にもわかるのかしら??(…まあ木製のが高いし、お世辞は多分にあるとしても。)

これは、残念ながらオケでは難しい…かもしれません。特にp、弱音で演奏するのが苦手な我がアマオケでは、この木製フルートではロウソクの灯火のように、吹き消されてしまいそう。

でも、オケで吹いてみたい気がバンバンしてます(笑)もちろん、ソロ曲、アンサンブルなら遺憾なくその音色を活かせます。

唯一の欠点は、値段。私がこれを買おうと思ったらナガハラは確実に手放さなければなりません。それは…それは…できません(泣)。ナガハラとサクライフルートは方向性の全く異なる音色で、あの華やかにして品のある音色も私は大好きなのです。それに、肝心なソロでは、ナガハラはやはり一番安心感があります。理想は、二本持つことだよねえ!

私、宝くじはお金の無駄遣いだと今まで一度も勝ったことがありませんが…今年の年末ジャンボ、買ってしまいそうです。。

 ※島村楽器に展示されているサクライフルートは、あくまでサンプルだそうで、サクライを気に入ったら改めてオーダーするっていう流れだそうです。私もオーダーしたい…